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私は2009年〜2011年にかけてコクワガタを飼育していました。

しかし、2011年ミヤマクワガタを飼うことがきっかけでコクワガタを

捕ってきた森に放流。飼っていた時の昆虫マットと朽ち木を庭にぶちまけ

飼育を打ち切りました。そのときから

「この朽ち木、幼虫いるんじゃないかなぁ〜」と思っていました。

そして、遂に思い立った今日この頃、その朽ち木を割るとなんと!

やっぱりコクワガタの幼虫が居ました。



コクワガタ様へ心よりお詫び申し上げます。

分かっていたんです。幼虫が居るなんてこと・・・最初っから・・・

でも、捨ててしまった。その強い生命力を見込んで身勝手に捨てて

しまった。本当に取り返しの付かないことをしました。

幼虫は生きては居ますが、捨てたことは変わりません。

心よりお詫び申し上げます。

お詫びの印に、画像は全てビッグサイズにいたしました。

ちなみに、幼虫は一年間も朽ち木にいたせいか、すでに幼虫時期の

最終段階である、「終齢幼虫」になっていました。

つまり、サナギになる一歩手前です。



そのため、幼虫の記事というか記録なんかは、たぶんこれで

見納めになると思います。これからは、しっかりと管理しつつ

大事に育てたいと思います。本当にごめんなさい。

↓が幼虫のいた場所です。ぽっかり空間になっているので分かると思います。



さっきの幼虫を、ここに入れます。



そして、割った朽ち木をパズルのように当てはめたら完成です。

後はケースに入れて様子を見つつ、管理するだけです。



う〜ん・・・でもこれじゃ扱いがひどすぎますね・・・。乾燥して

しまいかねないし・・・。よし、昆虫マットを使おう!

使うマットは↓の



ハイパーくぬぎフレーク!! 大分昔に買ったものですが、品質は最高級です。



封を切ります。そして、ケースに少しいれます。



湿らせたら、その上から幼虫のいた朽ち木をのせます。



更にこの上からマットをかけて保湿します。



後はフタをしたら完了。



封を切って初めて気づいたのですが、この「ハイパーくぬぎフレーク」

たぶんノコギリクワガタの産卵・幼虫飼育に最適だと思います。

マットの色や質を見る限り、ほとんどのクワガタの飼育に向いていると思われます。

恐れ入りました・・・!

最後に、コクワガタ様へ

心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。2012年3月28日水曜日(終)




2012年3月29日木曜日

水曜日の幼虫の掘り出し作業&ケース入れ作業の後、私は思い出しました。コクワガタの

飼育に使った産卵木の本数は、尋常じゃなかったことを・・・!


その産卵木の内いくつかは、飼育中に幼虫が生まれたりして粉々になったり

昆虫マットと同化したりしていました・・・しかし、中には未使用の産卵木も

あったのです。そして今日、ソレを割り出しました。すると・・・!

そりゃ居なきゃおかしいよね!!!



やっぱり居ました。第2幼虫発見です。こちらは昨日のより1回り小さいです。



大分成長しています。



↑の赤い輪の中に幼虫が居ました。しかし、居たのは幼虫だけではなく、

クワガタの幼虫の天敵であるミミズが居ました。なので、この幼虫が

いた朽ち木はそのまま使うわけにはいきません。

そのため、昆虫マットを中心に使って育てたいと思います。

ケースに昆虫マットを入れて、1番下の段を少し多めに湿らせて、

上から昆虫マットを入れてギュウギュウと押し固めます。このまま

ここに幼虫を入れると、環境の変化に耐えられずショック死してしまう

という可能性もあるので、確実にミミズのいない部分を朽ち木からはぎ取り、

上に並べて、少し保湿します。



更にこの上から少々マットをかけて、ちょっとだけ保湿したら完了です。



赤線の矢印の下部分は全て押し固めたマットです。

後はしっかり保存するだけ・・・最後に

コクワガタ様へ

たびたびお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。2012年3月29日木曜日(終)




2012年3月30日金曜日

昨日のコクワガタがケースになじんでくれたかちょっと

心配になり、今日、ケースを見てみたところ・・・!



馴染むの早すぎだろっ!

いやいや、ビックリしました。たった一日でマットに馴染み、

しかも普通に嫌がることもなくケースの中を動き回っていたとは・・・。

まぁ、馴染んでくれた方が楽でいいんですけどね。

やっぱりコクワガタは生命力・適応力、共にけた外れですね〜。

他のクワガタは大抵、昆虫マットを変えたり住んでいた朽ち木から

引っ張り出されるとかなり嫌がるし、昆虫マットに馴染めなくて

死んでしまったりとか結構ありますけどね・・・すごいですよ。

それと、幼虫のお尻に少し近い部分は前はオレンジ色でしたが、

昆虫マットを食べたせいか黒くなってます。このように、

昆虫マットを食べたかどうかとかが一目で分かります。

簡単でいいですよね。

一番気になるのは、これが「蛹室」なんじゃないかって

ことなんですけどね・・・。「蛹室」というのは

幼虫がサナギになるときに造る部屋です。この部屋の中で

幼虫はサナギになります。

無事サナギになればいいと思います。ではまた。2012年3月30日金曜日(終)



2012年3月31日土曜日

昨日の第2幼虫がサナギになってると思い、第2幼虫のいるケースを

見てみました。



違った!?

サナギになる気配は全くなし・・・しかも昨日いた場所から大分移動して

昆虫マットをゴリゴリ食べてます。まぁ、サナギになるのはできるだけ

遅い方がいいですからね。サナギになるのが遅ければ、その分たくさん

昆虫マットなどを食べるので、大きく育つということです。

そういえばこの幼虫、朽ち木から割り出した時もものすごく元気だったので

たぶんサナギになるのはもう少し先だと思います。でも良かった。

サナギになる前にどんどん大きくなってほしいです。コクワガタの場合は

サナギから成虫になったら、すぐに行動するし、冬眠がOKなタイプなので

サナギから成虫になる「羽化」のシーンが見れると思います。

昔、カブトムシの「羽化」を見たことがありますが、すごく神秘的です。

コクワガタの大きな成虫が羽化するシーンを撮れたら、本当にステキだと

思うので、がんばって育てたいと思います。

一方の第1幼虫は、朽ち木の中にいるので、ほとんど姿は見れません。

やっぱり、第1幼虫の姿はアレで見納めになると思います。

でも、大分朽ち木を食い荒らして、食べる部分が少なくなって

きているので、もしかしたらマットの方に出てくるかも知れません。

ここで、第1幼虫と第2幼虫に名前を付けたいと思います。このままの

名前の扱いだとあまりにも失礼ですし、2匹だけなので区別も付けやすくて

良いと思います。ちなみに成虫になったときに、オスだと思っていたのが

メスだったりしたら、名前を改めるかも知れません。

そこら辺は心得てください。お願いします。



まずは↑の第1幼虫の名前は、「信長」です。

意味的にもかっこいいでしょ、暴れん坊って感じで。

凶暴なコクワガタにはピッタリだと思います。



次は↑の第2幼虫です。名前は、「ソドム」です。

なんというか、「ソドムとゴモラ」ってあるので、それの

イメージです。すでに「ゴモラ」という怪獣がいるので、ソドムに

しました。凶暴そうなイメージです。あくまでイメージです。

かなりヒドイ名前を付けてしまったものですが、大丈夫だと思います。

それでは。2012年3月31日土曜日(終)



2012年4月1日日曜日

毎日毎日、コクワガタ・ミヤマクワガタの幼虫がいるケースを

確認して、様子を見てるわけですが、どうにも「ソドム」だけは元気が

良すぎる気がします。元気なのはよいことですが、逆にソレが不安を産む

というか、そんな感じです。



今日も「ソドム」は昨日いた場所から昆虫マットを食べ進んで移動しています。

今まで見た幼虫の中では、畑を掘り返したり、雑草を引っこ抜くときに出てくる

「根切り」(カナブン・コガネムシの幼虫)に近く、かなり元気で活発な様子で、

飼育史上類を見ないくらい活発です。

っていうか「ソドム」って「面倒くさがり屋」なのか?いっつもケースの下の方に

いて、壁を造る手間を抜いている気がする・・・。

一方の「信長」の方は朽ち木に閉じこもり・引きこもりで

全然姿が見えないので少し悲しいです。また経過があり次第、更新して

行きたいと思います。2012年4月1日日曜日(終)



2012年6月13日水曜日

家に新しくコクワガタが来ました!!





コクワガタとしてはかなり大きい4cmの個体です。ですが、

すぐ逃げようとします。コクワガタだというのに最低に闘争心がないです・・・。

おかげで大きさが分かるような方眼マットの上で写真を撮ろうとすると、

大抵のコクワガタは威嚇してきたりするのに、コイツはただただ逃げようとするだけ・・・。

おかげでイライラは最高潮。写真を撮るのに1時間も無駄にしました。

何度か「殺してやろうか」とまで思いました。 そして、苦労して撮った写真が↓です。



↑こうしないと一目散に逃げます。闘争心のかけらもありません。心底ガッカリです。

ただ、もらったこと自体は嬉しいです。いや、正確に言うと買いました。200円で。

学校の友人から、「弟が見つけたからあんた買わない?」と聞かれたので

買うことにしました。すごく嬉しいのですが、ほとんど落ちぶれきっててガッカリです・・・。

話は変わりますが、その友人が「昆虫ゼリー」を持っていなかったらしく

私がもらったときは1日何も食べてなかった状態でした。しかし、そこは想定内だったので

持ってきていた昆虫ゼリーをあげました。よほど空腹だったのか、ずっとゼリーを

なめっています。↓で分かります。



赤く囲まれている部分が「舌」です。クワガタやカブトはこの舌で

樹液や昆虫ゼリーをなめます。食べるわけではなく、しなぶるのです。

イライラも収まったところで、今日は終わります。2012年6月13日日曜日(終)



2012年7月3日火曜日

今日は幼虫の方のコクワガタの様子を確認しました。

さらに、↑のコクワガタは、飼育できる余裕がないので近くの森に

放しました。コクワガタのいる森なので大丈夫だと思います。

さて、「ソドム」の方から見ていきたいと思います。

↓がソドムのいるケースです。



やっぱり発生している気持ち悪い小さなムシ↓



↑は、おそらく「トビムシ」というムシだと思います。クワガタの

幼虫や成虫に今まで直接害が無かったので、放っておいていいと思います。

ちなみに、大きさは1mmくらいです。写真だと10倍くらいに拡大しています。

そして、面倒なのでケースをひっくり返してマットを一気に出します。↓



ちょっと探すとすぐ見つかりましたが・・・↓



!!サナギになってるじゃん!!

いやぁ、やっぱりサナギになってたか。うすうす気づいてはいたんだけどね。

しかし、サナギを掘り出してしまったためサナギのいた部屋、つまり「蛹室」

壊れてしまったのです!!でも大丈夫!ここで「人工蛹室」を造りたいと

思います。これは、その名の通り、人の手で造った蛹室です。作り方は簡単!

用意するのは↓の2つのモノだけです。



いらないタッパーとティッシュだけです。ティッシュをぬらして

蛹室に近い形のモノを造っていきます。あまり水分が多すぎるとダメです。

サナギにカビが生えたり、羽化に失敗する可能性が高くなるそうです。

↓が完成図。この程度のモノで十分です。



次に、「信長」の方を掘り出します。↓



ここで、クワガタの幼虫の飼育ケースにいてはならないモノがいました。↓



ミミズです・・・・。ミミズはクワガタの幼虫を殺してしまうらしいです。

そのほか、ムカデも確認しました・・・。

もはや生存は絶望的か?と思われたそのとき!!

発見しました!!↓



よかったよかった・・・これで2匹そろいました。信長もソドムと一緒に

入れます。このとき、お互いの仕切りは高くしました。↓



これで良し!でも結局2匹ともメスだったので、後で女の子らしい感じの

名前に変えなきゃなぁと思います。にしても、メスでこの大きさは

なかなかでかいです。オスより大きかったりして・・・?

↓が信長(仮名)です。



↓はソドム(仮名)です。



後でこの2匹の名前を考えなくては・・・

今日はこれで終わります。ありがとうございました。2012年7月3日火曜日(終)



2012年7月13日金曜日

今日は今までの経過についてです。前回サナギになっていた

「信長」と「ソドム」ですが、信長が先に羽化を開始していました!!





真っ白な羽と茶色い頭部、そして乾ききっていない後ろ羽根です。

やっぱりとても神秘的です。そして、コクワガタのメスにしてはやたらでかい。

さらに、これから1〜2日経つと、↓のようになります。





全身が完全に乾かず、まだ茶色いままですが、後ろ羽根が閉じていて

ほとんど羽化が完了しています。テキトーな人工蛹室でも、しっかりと

羽化に成功してくれました。ココまで来れば、もう昆虫ゼリーを食べさせても

大丈夫だと思いますが、コクワガタ以外のクワガタは、デリケートなので

人工蛹室を造って羽化したあとも、さわらないでください。


さて、昆虫ゼリーをあげるわけですが、ゼリーは↓です。



黒糖ゼリーというモノです。最近の昆虫用品は、100円ショップの方が

よほど品質がいいです。大手スーパーなどはヒドイです。

これを入れる入れ物が、↓です。100円ショップなどで売っています。





しかし、プラスチックなので、とっても軽いです。クワガタが

動かしかねないほどに軽いです。なので、下にあるすき間に重りを

詰めていきます。↓の石粉ねんどを使います。



これを間に詰めて、↓のようにします。



ねんどが乾いたらOKです。そして、昆虫ゼリーをセットします↓



本物の木を使うとイヤなムシが発生するため、

こういったモノを使います。これをぬらしたティッシュを敷き詰めた

簡易飼育ケースに入れ、コクワガタのメスをいれます↓



小バエがわかないよう、フタの間にティッシュを挟んで完了です。

置き場所は、最近暑くなってきたので、日の当たらない涼しいところに

置きます。他のサイトでは、専用の冷蔵庫やクーラーを使ってますけどね。

↓のような所です。雨があたらなければ、外でもかまいません。



他のミヤマクワガタたちも、下のようにバケツに水を入れて

温度調節をし、暑すぎて死なないようにしています↓



今回羽化した信長を改名し、「和子」にします。

今日はこれで終わりです。ありがとうございました。2012年7月13日金曜日(終)



2012年7月26日木曜日

ついに、最後の羽化です。ソドムのサナギがだんだんと

黒っぽくなっていたので、羽化が近づいていることは分かっていました。

和子から2週間遅れでついに羽化です!!











無事に羽化が完了しました。名前を付けたいのですがなんだか面倒なので

「2号」にします。だって、面倒だもの。

そして、私の父の会社でゴキブリと間違われ2・3日仮死状態だった

コクワガタのメスが新しく仲間に加わりました!↓です。



左の方から順に「新入り」→「和子」→「2号」です。それにしても

メスばっかり。しかも新入りはともかく、他の2匹がやたらでかい。

これからも様子を見ていきます。今日はこれで終わりです。

ありがとうございました。2012年7月26日木曜日(終)






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